自分への忖度

還暦を迎え今後の目標にしたことはなるべくご機嫌でいること。つまりこれからは自分で自分に忖度します!😆

 

それまでの新年は眉間に皺を寄せながら今年の目標はこれこれ(主には数値)でしたが、一切止めると気が楽になりました。

 

人生は有限。これまでたくさん働いてきたし投資もしてきたし、これ以上無理に何かをやろうとすれば不機嫌になりそうです。

 

先日東京に行くと今まで堰き止められていたものが一気に溢れる感じがしました。東京も様子が随分変わりましたが、地形の感じと晴天が多いのは昔と同じです。これからも直感に任せてふらっと訪ねようと思います。

 

自分への忖度に関して、今やっているお稽古は特に見直すこともなく、新年早々の謡稽古、ヨーガはすこぶる順調。あとは来週の創作ダンスを待つのみです。

 

二胡馬頭琴の曲を多め、教えるピアノは生徒さんの要望でJポップを多めにいれることにしました。ポップスはこれまで力を入れて取り組んで来なかったので、新鮮な上に素敵な楽曲が多く、アレンジするのが楽しみです。

 

八代亜紀さんの訃報は悲しいです。お化粧がネタにされていましたが、天使のような素顔が透けて見えるところが魅力的でした。

 

悲しい境遇の女性の物語を歌っていましたが、そこに100パーセント感情移入せず、観客の感動のために空白部分を作っておくそうです。舟唄の途中で上を見上げて少しぼーっとした表情をするのがなんとも好きだったものです。

 

さて謡稽古は三井美術館で景清のお面を見てきたので、土気色の皮膚を想像しながら歌ったのですが、景清のお母さん役が今ひとつ上手くいきません。

 

お母さんは年齢的に私ぐらいですが、煌びやかな吉野天人の女神の声になっているようで、吉野天人との使い分けが非常に難しかったです。

 

初心謡本も後半の「大仏供養」になってくるとより表現力が求められるようです。少しずつ身につけていきたいと思いますが、エチュードとか芸術方面の努力だけはやっていて辛くならないのが不思議です。

 

これからも自分がずっとご機嫌でいるためにもお稽古は頑張ります。