気が逆に流れる

あの爆音耳鳴りから二週間余り。土曜日からはかなり良くなっていたのですが、昨日整体に行くと症状がぶり返してしまいました。

 

整体で肩や腕の動きはスムーズになりましたが、血行が良くなった結果、熱が上に上がって「気逆」という現象を起こしてしまったそうです。

 

漢方内科の先生にSOSのラインをすると、足湯をして頭をアイスノンで冷やしなさいという指示が出ました。

 

これがものすごく的確でみるみるうちに気分が良くなってきました。4月7日に発病したときに最初にこれをやれば良かったのですが、今回の収穫は病院で徹底的な検査を受けられたことです。

 

私は閉経が平均より5年ぐらい遅いので更年期障害の症状が今頃出ているようで「気逆」もその一つだそうです。

 

母や愛犬との別れは辛かったのですが体力のあるうち(更年期障害の症状が出ていないうち)に見送って良かったと思います。一回り下の友人が多いのですが、更年期障害と介護の両立は大変だと痛感します。また循環器の血液検査で甲状腺や免疫機能が重視されていた理由もわかりました。

 

幸い私の血液検査は50代どころか40代の時よりも良好です。よく運動をして野菜を食べていたのが良かったのかもしれません。3月からは甘いものをやめていました。

 

今回の不調の原因の一つは「気逆」なのに下半身の熱感をとる作用のお薬を飲んでいたことです。(漢方内科に行かずに馴染みの東京のお店で症状だけ伝えて漢方薬を購入していました。)

 

それからもう一つはまた左肩を壊していたようです。腕はまっすぐ上がるのですが首の捻りがまだ取れていないようで心臓に負担をかけているようです。指も少し変形しているようで(一時期お風呂で伸ばしていたのが良くなかった?)こちらも問題です。

 

弦楽器歴は幼少からの17年と大人になってから15年程度。ベースや二胡は一生懸命になってやりすぎた感もあります。これからは楽器を弾きすぎると体に良くないことも頭に入れながら、ピアノをゆっくりペースで弾いていこうと思います。それか謡でしょうか。。

 

しばらくカイロや整体は止めようかなと思います。首をポキンポキン鳴らせていると椎骨動脈解離の危険もあるようです。楽器だけでなく交通事故による鞭打ちやスイングするスポーツも危ないようで、もしも心臓にドキドキ感など異常を感じていたら注意です。できることといえば鍼灸と軽いストレッチぐらい。ポイントは気逆の人はすぐに上に気が流れるので、施術前に十分足湯をした方が良いようです。