死生観

先週の金曜日に愛犬が胃捻転を起こし、詳しい経緯は下記です。

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元々慢性腎不全でステージは最も重い4。生まれつき一個しかない腎臓の残存機能は5%以下です。延命措置として毒素吸着剤のクレメジンを投薬していましたが、胃捻転を起こし投薬は難しくなりました。

 

金曜日は即手術しなければ助からない状態でしたが、こうした状況を踏まえて自宅での看取りを希望して連れ帰りました。

 

ところが七転八倒の末、奇跡的に愛犬は生きて今日はミルクだけで3000歩も歩いています。今後どうなるかはわかりませんが今後投薬はしないので穏やかな形で看取りたいものです。

 

 

今回のことで感じたのは自分の死生観。

 

普段は考えたこともなかったのですが、この3年の間、夫さんの大病、母の延命措置、相続の問題、会社の存続問題など考えさせられることが非常に多く、その中ではっきり力強いものになって行った気がします。

 

夫さんの場合、服用例が少ない新薬を断ったこと。中途退院させて自宅での自費リハビリを選んだこと。

 

母の場合、終末期の経管栄養を断ったこと。

 

相続は全額寄付。裁判で勝訴したものも全て寄付。某所で楽器として活躍中です。弦楽器で育った私らしい最高の選択!

 

会社は大幅な労働時間短縮とDX化、環境問題への取り組み大強化。

 

そして愛犬は自宅で見送る選択をしたこと。金曜日に苦しい現実から逃げなくてよかったです。

 

そして自分自身も延命治療を望みません。なんか次々と決まってしまったらスッキリしました。

 

今日は清々しい気持ちで仕事をします。朝の空気が美味しい朝でした。

 

ちなみに夫さんは金曜日に心配でご飯が食べられなかったせいで血圧が下がったそうです。私はたいていの病は食べ過ぎか栄養の偏りが原因と信じています。増やすより減らす。これからもその方針で生きます。