深草中将の夢

今年のスギ花粉の飛散量は昨年の2倍だそうで、痒いのを超えて痛いそうです。

 

私は花粉症の悩みがないので、毎日マスクもせずに犬の散歩に行っていますが、不眠症と頻尿には良くなったり悪くなったりでホント悩みます。。

 

マスクは13日から解禁ですが、うちは元々自由にしています。

 

花粉を防げないものがウイルスを防げるわけがないと個人的に思っていますが、着用する自由も私は認めたいと思います。気にされる方と会う場合は積極的に着用しようと思っています。

 

還暦前になると、時々どーんとした体力の衰えを感じます。あともう少し頑張りたいけど、そのもう少しが難しいということが多くなりました。

 

昔は55歳から60歳の間で退職していたそうですが、前期、後期高齢者の区分ぐらい緻密に割り出されたものだと思います。

 

昨晩は能楽の「通小町」のような夢を見ました。水曜日に懐かしい友人と会ったからでしょう。

 

夢の中で昭和の深草中将?は小さなビルで中華料理店を営んでいて、その上に住む私が見つからないように抜き足差し足忍び足で階段を登るのですが、傘がぶつかって見つかってしまったというところで目が覚めました。吉本新喜劇のようですね。

 

実話の深草中将は中華料理のシェフではなく、薬学部を卒業して製薬会社に入ったと思います。彼の差し入れ攻撃はすごくて、観念した母が「一週間ぐらい買い物にへ行かなくて済むわ。ちょっとぐらい話を聞いてあげたら。」と言わしめたぐらいです。バブルですね。😀

 

通小町:小野小町に百回通ったらあなたを受け入れますと言われた深草中将が九十九日目に雨に打たれて亡くなるのですが、恨みのため成仏できずに、今度は小野小町の成仏を妨げにくるというストーリーです。

 

昭和の深草中将がその後どうなったのかは知りませんが、友人と能楽の通小町の話で盛り上がったので夢に出てきたのでしょう。

 

友人と食事をした後に、八坂の塔が見える料亭で母の一周忌の食事の予約をしたのですが、魂というものは肉体が無くなっても永遠に残っているような気がします。この選択はきっと母に喜んでもらえると確信しています。

 

夫さん曰く、「君んとこ、死んでからも高くつくなあ。」と笑われましたが、能楽の影響なのか魂の存在や死後の世界を強く信じる私です。