老後の準備

ブログは他人が読むことも意識して書かなければと思いつつも、いつのまにか備忘録になっているのがいつも自分流。

 

還暦を前にしてそろそろ老後の準備でと思っていたのですが、夫さんの病気や両親の死去で自然とそうなっている感じです。

 

ラインで毎日のように連絡をとりあっている同性の友人は三人ぐらいいるのですが、全員片方の親が残っているので介護に奮闘中です。

 

「ああそれうちも経験ある」と思いつつも、時が流れて親の介護のことは過去のものになりつつあります。

 

一番の思い出は父が亡くなって数ヶ月後の突然の金融緩和。神戸から戻る途中で目が煌めきましたよ。それで往復の疲れが消えたのでホントいい気なものです。😀

 

父は父の血統が介護要らずであったことを自慢していましたが、今ならそれがとてもわかります。それって大きな財産です!

 

父は言葉通り介護がなく、母も最初に介護を要しましたが、概ね元気で要支援1ぐらいで亡くなったのは本人家族共にラッキーでした。

 

私もできれば介護なしのぴんぴんころりが希望ですが、今なお迷惑をかけずに逝った両親の生き方は参考になります。

 

老後を生き抜くには健康維持が一番ですが、中でもメンタル面の管理が一番大切だと思います。

 

なんでも語り合える友人の存在は大きいですが、やりたいことがあるというのも大きいです。

 

私の場合、仕事と投資が何より好きで、趣味も良いかもと探していたこともありましたが、やはり仕事に比べたら霞みます。

 

仕事をやりながら戦国武士のように能楽や茶道が嗜めたら最高の人生です。

 

能楽や茶道の良いところは夫婦で楽しめることです。小さい頃いやいやながらもとりあえずお茶の訓練を受けておいて良かったです。

 

元々夫さんは文系科目では英語や世界史が得意だったみたいですが、意外に能楽があったようで時間があれば聞いているようです。時間のない私は抜かれそうです。💦

 

なんでも現役の時東大を受験して、理系の受験科目に古典があったことが良かったのかもと言っておりました。

 

確かに他の国立理系は二次試験が英数理だけなので古典に深く立ち入りません。若い時の経験は役立つものですね。一浪なんて長い人生において全然大したことがないので良い経験になったと思います。

 

まだ一度も社中会(能楽の発表会)に出たことはないのですが、時間がある彼の方が道が近そうです。うらやまし。。。

 

さて今日はピアノをバリバリ弾いてきます!