アフタヌーンティーでいろいろ考える

昨日のお昼は久しぶりに東山地区に行って参りました。平日でしたが若い人や外国人観光客で歩けないほどの賑わいでした。

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二年坂から八坂の塔を望みます。快晴でしたが花粉で空が少し霞んでいました。
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今回の目的地のパークハイアット京都。周囲には看板がなく、どこから入って良いのかわからないです。車で行かれる方は東大路通から高台寺南門通りに曲がります。

 

パークハイアットは料亭の京大和さんの敷地に建っていますが、大きな京大和さんの門を過ぎたら行き過ぎなので、すぐ手前の道を右折します。駐車場はなんと南門通りの道沿いにあり、路駐に柵をしているだけで、フロントがキーを預かります。飲食店利用でも無料ではなく4時間で千円です。😁

 

パークハイアットはコンセプトがスモールラグジュアリーで好みのホテルの一つです。昨今は世界的なインフレに日本が取り残される形となり、価格的に非常に泊まりにくくなりました。😭 近くのフォーシーズンにしても大半のお客は外国人という構成です。

 

あとで友人とも話したのですが、結果的にデジタル革命というのは大した雇用を生まずに、ただただ不動産価格の上昇をもたらして、多くの人の幸せに繋がらないようです。好ましいと思ったのはこのホテルの従業員数の多さです。

 

最近何年も前の某大学名誉教授の発言が今更取り沙汰されていますが、「みんな平等に緩やかに貧しくなればよい」には絶句します。これは最初から可能性を捨てていて、若い世代に対して失礼かと思います。教授の私生活はどうでもよいのですが、頭の良い方なので、AIが浸透する中で雇用をいかにして作っていくかなどを考えてほしいところです。私は消費は伝統産業や人手を要するものを中心に考えています。

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庭師の北山安夫氏が手がけた「叡心庭」。わざわざ作った感がないのは、後から出てきたお料理も同じでした。
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能舞台の橋掛りのようなエントランス。
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会場?はこじんまりした場所でした。間接照明の行灯の優しい光に癒されます。ハッピーバースデー🎂
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順番狂って、いきなり最後のメニューからになりましたが、ピスタチオのスフレとメニューになかったホテルからのサービスです。

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苺大福
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柑橘類のジュレ
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桜エビのクロケット。雲丹が乗っていました。

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自家製ブリオッシュとフリカッセ(フレンチの煮込み料理)これが本日の最高作品でした。
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ミニピッツァとチェリーのムース
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キャビアとえんどう豆のムース

 

全て一皿ごとに最適のお茶を組み合わせるティーペアリングの方式でした。お料理はフレンチ系でタンパク質が少なめで最近のトレンドを感じさせてくれました。

 

付近は美味しいフレンチや歴史ある料亭が多く、来月の母の一周忌はこの近くで営む予定です。