吉野天人の世界

昨日は謡稽古の日。水曜日にお坊さんから良い風を頂いたのか、年度初めでお稽古の時間が十分取れなかったにもかかわらず快調でした。

 

なかでも牛若丸と弁慶の一人二役の箇所は我ながらよくできていたと思います。牛若丸のナレーションは徳永英明になりきると上手く行きます。😀

 

次回はさらっと橋弁慶の最終章をさらっと確認した後、吉野天人にいくのではないかと思われます。

 

吉野天人のあらすじ(能楽協会さんからの抜粋)

 

都人が連れ立って春の吉野山を訪れ、花を友として暮らしているという女に行き会う。女は自分は天人であると明かし、今夜この花のもとに旅寝すれば五節の舞を見せようと告げて消えた。やがて天空から音楽が聞こえ、天人が天下ると花の中で舞い遊ぶ姿を見せる。

 

吉野天人といえば親友のイメージです。気品のある顔立ちの彼女は生まれも育ちも奈良で、花を友として暮らしています。私は「都方に住まいする者」の役柄でしょう。

 

謡を始めて真っ先にやりたかったのは、この吉野天人で、少しずつ基礎を積みながらようやくキターって感じです。あとは「卒塔婆小町」とかをやってみたいですね。

 

仏事の一周忌が終わり、来週はコロナでできなかった母を偲ぶ会をやるつもりです。能楽や茶道に詳しい方が集まるのでとても楽しみです。

 

さて本日黒田総裁がお辞めになります。投資家の間では惜しむ人が多いですね。だって私もあの2014年の瞬間を覚えていますから。

 

この期間はちょうど母の介護期間にあたり、介護と言っても母はボケずに金融リテラシーをしっかり持っていたので、経済的に私に迷惑をかけることはありませんでした。

 

ただどうなんでしょうね。。。貧富の差が拡大し強盗が普通になっています。私は海外生活が多かったのですが、日本に戻ると鉄格子の内ドアがないことにホッとしたものです。

 

私は「金持ち父さん。。」という本が好きでないです。不労所得といっても誰かが頑張って働いてくれたお金ですから。小さな事業主である私は決して資本家サイドではありません。それに支出をお金を産み出すものだけに投資していたら、心は完全に枯れると思います。

 

ロバートキヨサキさんという方は聡明な方なので、そういう資本主義の矛盾を読者に訴えたかったのかもしれませんね。

 

これからは先日の喫茶店のように年金多めのおばあさんが少なめのおばあさんにコーヒーを奢っていたような世界にしなければなりません。

 

ドルが基軸通貨から滑り落ちそうになっていますが、取り残されない人がいる世の中が理想です。頑張って選挙に行かなければなりませんね。

 

今日は久しぶりにヘアマニキュアに行ってきます。40日ぶりですが、大して白髪も出ず頭皮も痒くならず、普段の湯シャンの効果は大きいかと思います