海外生活の名残かも

今週になり愛犬の状態は安定ゾーンになりました。お薬はクレメジン朝夕3錠ずつ、純炭粉末、それから降圧剤。食事は鹿肉ベースの療法食と野菜とご飯の手作りフード。

 

クレメジンと降圧剤が併用できないので、時間を2時間空けます。リモートワークを採用して自分のためにも良かったと思います。いつも急変があっても対応できます。

 

相場は愛犬の体調が悪かった週が激安だったみたいで、見事にチャンスを逃してしまいました。今週は私の持ち株は大して安くならなくてナンピンは無理でした。また株の話が書けるなんて自分も安定している証拠だと思います。

 

為替は植田総裁の一挙一動に反応していますが、やはり積立NISAで円安に向かう可能性が大きいように思います。

 

私はもう積み立ててきたので、還暦以降も積み立てるかどうかは決めていません。

 

給付金もらって増税、積立して円安という流れはどうもやりきれないものがあります。

 

 

 

さて謡稽古の吉野天人もそろそろ後半に差し掛かりました。

 

音の高低にも慣れてきました。

 

言葉だけで表現するので、「木の下(このもと)」と謡う時は、下なので声を低めるそうです。

 

何気に難しいのは音の止め方で、私がやるとスタッカートか音をだんだん減衰させていくやり方になるのですが、両方とも違うそうです。

 

正解は喉の奥で飲み込むそうで、こうすれば音が丸まって消えます。

 

興味深かったのは、これまで自覚していなかったのですが、私はハ行の発音がおかしいそうです。吉野天人は「花」という言葉がよく出てくるのですが、私の発音は「あな」に聞こえるそうで、爆笑してしまいました。

 

フランス語に接した年齢は早かったのですが、自分ではきちんと発音していたつもりでした。

 

夫さん曰く、私の「寿司」の発音は未だにおかしく、「し」がshになるそうです。

 

彼と出会った時はフランス語のような日本語を話す人と思われたようですが、今では私のフランス語は完全に化石になり、残ったのは発音だけおかしい日本語だけでもうどうしようもありません。

 

ここで日本の古典にどっぷり浸かるのも何かのご縁かもしれません。

 

私が海外生活で影響を受けたものは発音だけでなくて、我の強さです。

 

先日夫さんが私の返品交渉を耳にして、「ボクが業者やったらそんだけネチネチ嫌味言われたらさっさと金返すで。」と笑っていました。

 

彼はただ乗りというか、ベトナムで帰りの航空券の予約が消えてしまった時、私が粘って粘って交渉したので、余分な費用を払わずして帰国できたのです。

 

我が強いか粘り強いか。。私の外祖母もそんな感じだったので、もしかして京都DNAかもしれません。