昭和レトロ書籍

今年は雨が多くて桜が満開になるまでに花びらが流されそうです。今朝はやっとウォーキングに行けましたが、全体的に烟っていてシャッターチャンスには恵まれませんでした。まあこういう春もありますね。。

 

今日は固定資産税と同窓会会費請求の同時テロ!😆自宅と事務所は銀行引き落としですが、祖父名義の不動産は毎年振り込み用紙で支払っています。(←感情的なもの。。)

 

子孫がいない人はどんな土地を買おうとご自由ですが、子孫がいる人は変な道楽やめてください!コレクションするならブランドかワイン、アンティーク。さらに良いのは金融商品でしょう!と毎年4月に必ず吐きたくなる毒でした。

 

とはいえ今回のNISAには乗らないことに決めました。若い人はどんどんやってくださいね!自分の残りの日々を考えたら日本の中小企業応援一択です。日本株一筋。。。

 

最近コレクションしているといえば昭和レトロな書籍です。母の実家に江戸時代や輸入の本がずらりと並んでいたそうですが、空襲で大半が燃えてしまったそうです。医学書籍は飛び抜けて紙の質が良かったとかで読んでみたかったな。。いや夫さんに読んでもらいたかったな。。(私は全然わからないので。😆)

 

本はなくても聞き覚えの戦前の知識は火傷をした時など生活のためになることが多く、Xでそういった情報を見かけると懐かしさで口元が綻んでしまいます。だいたい古武術をやっておられる方が多いです。あーそういう所以なのか。。

 

音楽関係では最近理論を始めたことがキッカケで、夭逝したジャズピアニストの小山大宣氏の本が復刻出版されていることを知り即買いしてしまいました。存命ならと日本のジャズの大御所だったでしょうね。私よりほぼ一回り上なので師匠年齢です。

 

内容は初学者に寄り添ってわかりやすく書かれています。小山氏が活躍された時期はドルが360円ぐらい。アメリカに渡って音楽を学ぶのは容易でない時代でした。

 

輸入本やクラシックの知識を手がかりに丁寧に丁寧に編まれていて感動しました。最初の章にはピタゴラスの完全五度から純正律の話まで書かれてビックリしました。長二度や長六度はともかく、完全五度、完全四度って生徒さんに教えるのはとても難しいです。弦楽器で普通に飛び交う言葉なのに教えられないって!?

 

私の音楽はバイオリン発なので純正律から始まりましたが時折ピアノが音痴に聞こえてきて困ったものです。母にジャズなの?と聞いたら大笑いされたことがあります。

 

(私のピアノは中古で本当に時々とんでもなく狂うのでその辺とても分かりにくかったものです。😆)

 

現在の音階は完全五度四度を上下させ各音の長三度を作りながらできたそうです。そうやって五度圏を見ると興味深いです。ジャズの世界は完全五度が意識できたらコードはもうゲットです。

 

さて小山氏の書籍は初級、中上級と分かれていますが、再整理する上で初級から始めて良かったと思います。

 

最近の教則本は難しそうな印象をあたえないためにわざとカジュアルな口調で書かれていますが、私はこういう硬派の本の方が自分に合う感じです。

 

武術の本も俄かに興味が湧いてきて週末が晴れたら古本屋巡りでもやりたいです。