地味な方が効果が大きい

昨日は創作ダンスの日。いつもミラーに囲まれたスタジオに自分がいるに不思議な感覚を覚えます。

 

もともとはダンスの伴奏だけというお約束ですが、少しずつ参加させてもらうようになりました。アダージョでの参加ですがインナーマッスルを使うので帰宅するときはフラフラになります。音楽もそうですが、本当はゆっくり動かせる方が大変かもしれません。

 

バレエを習わせてくれた母に少しでも恩返しになるでしょうか。仕事が早く終わった日は家での初級のバーレッスンが最近の日課になりました。

 

コロナ前もこんな感じで少しは参加していたのですが、足が全く上に上がらなくてミラーに映った自分があまりにもカッコ悪いので止めてしまいました。再デビューの今はヘタウマの観点から見たらキマッているようないないような。。。😆

 

自己分析すると瞑想ヨーガで体を動かす基礎を習得しつつあるのかもしれません。ヨーガの先生もスポーツの前の準備運動として役立つと仰っていました。

 

昨年11月から始めたヨーガですが、メインが呼吸法という恐ろしく地味な作業ですが、予想外に楽しく続いています。楽しい理由は先生の優しい指導からくるもので、これが謡稽古となれば前日から憂鬱になっています。(←言ってしまった!)

 

呼吸法は学び始めて3ヶ月経過しましたが、なんと20年間愛用した安定剤のリーゼを手放すことができました。止めても特に不調もなく、大した害もなかったようです。

 

なにごとも地味な方が効果が大きいことは経験上わかっていたつもりですが、今回更に強めに納得しました。

 

創作ダンスはバレエだけでなく舞のような東洋的なセンスも入れていて、途中でアドリブを入れても構いません。能楽も元々はアドリブだったそうですが、今の私はこう歌った方がもっと良いと思えるような実力はなく、ただただ模倣に努めています。

 

最近気づいたことですが、私は裏拍に強いようです。二胡のレッスンを受けていた時も拍について注意されたことはありません。思うに小さい頃からクラシックだけでなくジャズや謡をよく聴いていたからかもしれません。謡が裏拍とは賛否両論があるのでしょうが、私はほとんど拍の裏を読みながら発声しています。

 

ダンスで振り付けを考えるのもジャズのアドリブのようでなかなか楽しい作業です。この方面はまだまだ伸び代があり、天井が高すぎてどこまであるか読めないのがまた楽しいところです。今日も呼吸して体を楽しく動かせます!