再びジャズの世界へ

昨日は音楽理論のレッスン日。毎回シンプルイズベストで感動の嵐!先生は丁寧で優しくかつ内容が濃くやっと理想の先生に巡り合った気がします。音大卒業レベルぐらいの知識を目指しています。

 

50代中盤の頃ウッドベースを習っていたことがあるのですが、9ヶ月毎に先生をチェンジしたというちょっと異様な時代でした。

 

計2年強学習したことになるのですが、最後は燃え尽き症候群でしばらくジャズから遠ざかりたい気分になって実際遠ざかっていました。それから夫さんの大病や母や愛犬の終末期があって、こうやって趣味に時間を費やせるのは贅沢で有り難いことだと痛感します。

 

今回はウッドベースでなくジャズベースでピアノと並行して再びジャズの世界に足を踏み入れたわけですが、前回の成果を検証すると

 

最初の先生はトラディショナルで、この方にジャズの基礎を作って頂いた気がします。ですがとにかく厳しかったです。タフな海外での交渉に慣れている50女が泣かされるのですから。。😆

 

次の先生はスプレッド型(ピアノ)をマスターできた点で成果が大きかったです。この方に師事していなければダンスの伴奏はありえなかったです。専門が作曲とピアノだっただけにベースよりピアノを弾く機会が多かったです。

 

最後の先生は現役ライブマンで、現場らしい実践的なアドバイスが多かったです。最初からアドリブ重視のレッスンでしたが、私のスケールに対する学習が中途半端だったので上達までに至りませんでした。

 

二人の先生は決して厳しくなかったのですが、ライブやリサイタルで忙しいらしくアポがころころ変わるのが当時忙しかった私にとってキツかったです。いずれも貴重な思い出で、再出発に際して御三方には感謝の気持ちしかありません。

 

ジャズの勉強は自分がどのあたりで躓いているか正確に把握しておく必要がありますが、私の場合以前にも書いたようにモーダルアプローチができていないのでまずはそこからです。

 

モードといえばスケールの暗記が必須でその数も莫大なのでずっと及び腰でしたが、弦楽器経験者のメリットはメロディックマイナーに強いことかもしれません。

 

頻出のオルタードはメロディックマイナーの半音下を辿れば良いことがわかりちょっと安心しました。

 

少しでも暗記の量が減ると安心する私です。

 

とはいえ昨日ピアノで12キーで弾いてみると割と手がもつれたりして、指はバイオリンで覚えているようなのでやり直しです。ハノンを真面目にやらなかったツケがここにもあり!😆

 

還暦ですがまだまだ音楽人生は始まったばかり。まずは理論武装ですが、邦楽などを組み入れても面白い感じがしてまだまだ頑張って生きなければと思います。