流れにのる

昨年の秋に愛犬が亡くなって以来、毎朝5時に起きて30分ぐらい散歩に出るようにしていますが、雨天中止にしているので雨の多い昨今はペースが隔日になりつつあります。

 

あれから犬の里親の話は何件か舞い込んでいるのですが、具体的な日取りの話まで出てくると、必ず夫婦のどちらかの体調が悪くなります。

 

なんとなく商談が破談するケースなどと雰囲気が似ているので思い切って探さないことに決めました。

 

話がまとまる時はあちこちから協力者が出てきて恐ろしいほど順調に進むので、物事は大きな流れに乗ることが大切だと思います。特に私の年齢では逆風に立ち向かえるほど足元が安定していません。

 

そう考えると60代で再び大型犬を飼うという選択は無理があったのかもしれません。反対に60代からの音楽理論は先生に恵まれて順調です。彼は実戦に必要なことしか教えないので、知識は持ち運びしやすいです。

 

自分のジャズ理論はモーダルチェンジぐらいから怪しいものになっていましたが、コードをスケールと考えながら進むと見えてくる景色が違ってきたようです。この考え方は何十年も音楽をやっていながら身に付かなかったもので今回自分の中に常識化したいです。

 

習い事はたくさんの失敗を経て私にスパルタ教師への師事は無理ということがわかりました。54歳の時に師事したベースの先生と還暦前の謡のお師匠はとにかく指導が厳しかったので精神的にキツかったです。

 

ベースに関してウッドベースに挑戦というのも無理があり過ぎました。今の先生に師事してからは普通に持ち運びできるジャズベースで十分ではないかと思うようになりました。

 

要はアドリブできるかどうかで、理論をきっちり勉強するのが近道です。

 

会社は来週から新年度。毎朝5時起きでいつまで働くの?と思う毎日ですが、順風な流れを見極めながら頑張りたいと思います。