初稽古のお話をします。。
ダメっ子は新年もまたダメっ子。今年もめでたくダメ出しのオンパレードから始まりました。
ただ今日の当たりは不思議に強くなかったです。🤣
現在学んでいるのは「橋弁慶」。最初の四ページはさくっと軽かったのですが、予想通り「風すさましく」という牛若丸の登場を待つホラー部分からガサガサと崩れ落ちました。
この部分はそこそこ速い速度で詠わなければならないということもハードルを高くさせているのでしょう。
「更くる夜を」の「更(ふ)くる」は同じ中音、「夜(よ)を」が低音ですが
私の場合、「ふくるよ」が全部同じ音になってしまい、「を」だけが下がってしまいます。
正解は「ふくる」と「よを」では全音一つ分違います。
お稽古中には焦ってしまってできなかったのですが、「よ」と「を」を同じ音にする練習をしたら改善されると思います。具体的には「をを」と言ってしまっても構わないかもしれません。
もう一箇所の難所は
「遅しとこそハ(は) 待ち居たれ」の繰り返し部分で
「こ」で上がって下がって、「ハ」は先ほどの「よを」と同じ音で低音、そこから最後まで同じ低音でフェルマータです。
ああ疲れました。🤣
能楽のルーツは奈良時代にあるそうですが、江戸時代初期に「式楽」として正式に幕府の公式行事となりました。武士にとって「能楽」は必須科目であり、将軍家に留まらず、各藩でお抱えの能楽師がいたそうです。
結構フォーマルなものであるため、高音低音などの言い回しは簡単に変えてはいけないものだそうです。
私の両親はどちらも武家の家柄と聞いたことがありますが、両方とも能楽好きというところに合点が行きました。でもはちゃめちゃな人が多いので適当にしていたのでしょうね。😂
母が亡くなって能楽に辿り着きましたが見事に先祖供養をやっている気がします。
能楽のセットは茶道だそうで、外祖母の親戚は京都なので師範がごろごろいますが、今更初心者として入れないですよね。。。
まあ私はティーペアリングの方を目指します!