お稽古三ヶ月経過

今朝他の方のブログを読ませていただいて

 

エンジンオイルの交換を思い出しました。以前は関空から京都(片道100キロ)まで鬼のように走っていたものですが、いくら行動範囲が狭まったとはいえ1年半以上の経過はヤバいです。

 

私はディラーではなく車好きの社長がやっているお店にメンテナンスを頼んでいます。京都と大阪に一軒ずつそういうお店があるのは心強いです。

 

ディラーのメンテナンスパックよりずっとお安いし、何より相談しながら直せるところが強みです。車も人の体と同じで古くなるとあちこちガタがきます。全部直すのでなくて様子見することもまた必要ですね。

 

服も直しながら着ると楽しいです。母はファーストファッション派ではなかったので、今私が楽しめています。

 

今のファッショントレンドは20年前だそうです。

 

 

さて謡のお稽古に行って参りました。

 

前半にまた厳しめのダメ出しがありましたが、そこをなんとか通過すれば後は楽で一気に最後まで進みました。

 

次回はダメ出しを伴う微調整があって年内に能楽の最初歩である「鶴亀」が終わるかもしれません。これだけ叱られるとものすごい達成感があります。

 

今回躓いたところは

 

舞楽を奏して舞ひ給ふ」(まいたもお)の給ふの箇所です。

 

「た」と「も」は同じ高さの中音の音声。「も」の途中で上がって「お」は「た」と「も」と同じ高さで引っ張る。そして音を下げてまた引っ張る。

 

ま い た もぉ(途中から上がる)おーーーー(中音で) おーーーー(低音で)

 

訳がわからない記述ですね。

 

私も一体音をどのぐらい上げるのか下げるのか全くわからない状態で三ヶ月間引っ張って来ましたが

 

自分流に分析すると

 

廻しなどで上がる時は中音より半音三つ分高く

 

低い音とされる音は中音より全音一つ分低いようです。

 

私はだいたいB♭で歌っていますが、おーーーの最後はA♭で伸ばすと合っているようです。

 

こんな感じで整理するとわかりやすいですが、モノマネだけでは無理です。

 

本日学んだことは

 

先生のヴォイスレコーディングを聞いて雰囲気だけを真似をすると確実にコケます。

 

これはチェロや二胡なども同じで、動画を見て雰囲気だけで再現すると音が違うことが多いです。私は雰囲気だけ中国(二胡)とよく言われていました。

 

数年前に二胡の偉い先生に演奏家に師事せず教育者に師事しなさいと言われたことがあるのですが、今日その意味がやっと分かりました。

 

やはり頼るべきは譜面なのだと改めて思った次第です。

 

 

明日はお仕事の関係でブログをお休みさせて頂きます。

 

いつもお立ち寄りを有難うございます。

 

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