今月から週休3日制のつもりでしたが結局は出社。理想は再雇用の同期ぐらいですが、いきなりは難しくまあ少しずつ。。。ですね。
昨日の晩神戸から幼馴染が来ていて例によって自分たちの老後について語り合ったのですが
彼女(バツイチ、一人息子あり)
私(子なし、脳卒中後遺症の夫あり)のバブル世代凸凹コンビです。
彼女にどんなことをやりたい?と聞かれば、そこに仕事もボランティア(地域再生や環境保全の取り組み活動をしています。)もなくて、ピアノだったりアジアや日本の伝統文化だったり仏教だったり結局趣味三昧になってきます。
疲れて帰ってきてもお香を炊いてインドネシアのガムランやベトナムの一弦琴を聴くと気持ちが和らぎます。
信仰は生きるためにとても大切で、我が家は父が筋金入りの無神論で葬式もしなかったぐらいですが、外祖母の実家が鎌倉時代から続く京都の寺院で、そこから仏縁が得られてギリギリ良かったと思います。
父は昭和一桁生まれですが、同世代のあの石原慎太郎さんも葬式なしの海洋散骨を希望していたそうで何か思うところがあったのかなと思います。
身長が高かった父は旧制中学時代からすでに陸軍からスカウトがあったそうですが、いきなりの敗戦で今度は背が高いということで米軍から気に入られて、チョコレートをたくさんもらい仲間に配っていたそうです。
父のお別れ会では父のチョコレートで家族の命が助かったという人が出てきて大笑いしましたが、その方も自分のお葬式は要らないって??
やっぱり敗戦で伝統的なものを否定したくなったのかもしれません。志賀直哉は国語をフランス語にすべきと言っていたそうですが、父も賛同していました。私はう〜んです。
ところで世代といえば神田財務官は私と同世代。同じ学年なら模試とかで名前を見かけたかもしれません。9兆円も為替介入するなんて馬鹿げていると各国紙からは嘲笑されていますが、もしかして今のうちにドルを処分したいのかもと思ってしまいます。(政治的には円安を放置すると選挙で逆風が吹くからと言われていますが。もちろん正論です。)
私より下の世代はS&P盲信派が多く、これもまたう〜ん。やはり世代が人の考えを作るのでしょう。
さて私の場合継承者がいないので家に仏壇を置くことも躊躇われたのですが、結局置いてよかったと思います。今は父母に加えて愛犬も一緒に毎日供養しています。
義父はキリスト教なので教会に寄付して永代供養をお願いしました。義母は複雑な事情があってお葬式への参列も叶わないでしょう。
私は可愛がってもらったので危ないと聞いてしばらく悲しみで仕事に集中できないぐらいが、当の夫さんがあっさりしていたので呆気に取られました。
私の伯父もそうでしたが医療従事者はあまり肉親の死にも動じないようですが、愛犬が亡くなった時夫さんはしばらく血尿を出し続けとても心配したものです。
実は肉親より愛犬かもしれません。私もそうでした。。
愛犬を失ってから自分の体調も悪いので次の子を飼う予定はありませんが、最近野猫が可愛くて仕方がありません。
さて今日はピアノを教えてきます。音楽に携わっていると心が明るくなります。この友人も元々バイオリン塾で一緒だった人です。