心と身体の一致

土曜日は能楽友達と会い大いに盛り上がりました。友達は私より一回り上の卯年生まれです。音楽繋がりでよく会う友達は一回り下の卯年。両方と全くストレスなく話せるのが驚きです。

 

65歳になると認知症は5人に一人の割合で、70歳になると脳の機能が二割低下すると言われていますが、一回り上の方の頭脳明晰ぶりにあやかりたいものです。

 

彼女は京都生まれの京都育ち。能楽の他には裏千家の茶道という趣味があるそうですが、体調などはドクターでなくまずは自分自身に聞くそうです。

 

私は昨年8月から気功やヨガなどを学んでいますが、この一年弱口を酸っぱくして言われてきたことは自分自身の声に耳を傾けること。

 

最初は半信半疑でしたが、直感というものはなかなか精度が高く、もしかして鑑定家以上なのかもしれません。

 

私が芸能というものに触れた年齢は実に遅くて、二胡で46歳、能楽で59歳。それまで馴染んできた西洋音楽と異なることが多く悪戦苦闘しました(今でもしています)が、心と体が一致した時に最高のパフォーマンスが発揮されることがわかり今実践中です。

 

この能楽の友達を見ると、船頭の水泳上手を思い出します。運動音痴の私はボートを漕ぐ時転覆したらどうしようと固まってしまうのですが、船頭は海に落ちても全く怖くないから無心で好きなように漕ぐそうです。

 

この裏千家の基礎がある友達も、お師匠のコピーをしているはずなのに、謡のあの揺れるようなフレーズが自由で実に自然です。このステージにいつか到達したいと思います。

 

私の第二の趣味の株式投資も還暦を過ぎてインデックスをやめて個別株中心でやっています。インデックスの方が貯まるのですが個別株の方が勉強になることが多く、あおぞら無配でもありゃりゃと笑える以上、心と体が一致している気がします。😆 インフレ対策とかお金が好きとか周囲に言い訳していますが、冷静に見て投資が好きなのかもしれません。

 

さて彼女と別れた後高島屋成城石井に行こうとしてエスカレーターに乗るとある外国語が日本語のように聞こえてきました。

 

しばらくしてスペイン語とわかったのですが、仕事でよく使っている中国語よりも自然でした。

 

私は80年代の後半にメキシコシティに駐留していたのでスペイン語に浸かっていた時期がありますが、35年も話していなくてこんなに自然に聞こえるとは驚きでした。

 

ドイツ語なんて留学経験があるというのに神経を集中させないと聞き取りができません。やっぱり相性があるのでしょうね。オクタビオパスとか読んでいた時代が懐かしい。。

 

私がスペイン語が理解できると思ったのか、スペイン語を話していた夫婦は丁寧に先に行ってくださいというゼスチャーをしました。

 

こういう方々に日本文化を輸出できたらと思いました。それには心と身体の動きを一致させなければなりませんね。

 

スペイン語のブラッシュアップも考慮したいです。たぶんすごく速いでしょう。

 

改装したヒソップベジタリアンしてきました。

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