昨日のレッスンは自己最高記録を更新しました。
いつもはダメ出しの嵐で、たった2段ぐらいの楽譜を次に持ち越し、その次もまた持ち越しということが多かったのですが
今回は一回で「音符ひとつひとつに表情があって素晴らしい。私が直すべきところは一つもありません。」という評価が下されました。
課題は裏拍と複雑なシンコペーション、スラーの途中に拍があるというものでしたが、前日の練習でノーミスだったので落ち着いて臨みました。
これまで自分で気がついていなかったのですが、強弱の激しい民族音楽が一番向いていたようです。今回の課題曲は練習曲ですが、パーカッションとの相性が最高でした。
先生からは「今後は基礎と併せてパーカッションが合う民族系を目指しましょうか。」という嬉しい提案がありました。
そういえば昔からエスニック系が得意でした。ピアノとバイオリンの発表会も進んでそういうものを弾いたので、クラシックの演奏会の息抜きスポットになっていたかもしれません。
先日の謡のお稽古でもお師匠が太鼓の代わりに手拍子を打って下さると一気に気分が盛り上がりました。
やっぱり不得意よりも得意なところを伸ばしていくのが一番と思っていたら、次回の課題は指をうんと広げるようなバロック風の優雅な練習曲になりました。
先生は一言。
「○○さんの得意なものは十分分かりました。今度は苦手なものを重点的にやりましょう。」
今回の高評価の理由としては、丹田を中心に背中が竹がしなるように動いていたそうです。
「いい演奏だった。実にいい演奏。うちの生徒でこれを一回でできるような生徒はいない。」
こういうポジティブな言葉を頂くとその日1日は幸せになります。先生、有難うございました!
次回は静々とした調子で難しい指遣いですが、今回と同じように身体をしっかり使って下さいということでした。
ちょっと弾いてみると今のところは雑音レベルです。今回はまぐれで本当は実力がありませんから。(笑)
でも得意な曲を弾くと体の使い方も自然にできるようになることを今回学びました。
演奏が下手=演奏が硬いというイメージですが
結局硬いとはメンタルからくるものです。失敗したらどうしようどうしようと思っていたら、体全体がガチコチになり全く撓まない物体が弾いているようになります。
硬くならないためには魔法のポジティブワードが必要です。
個人的にはパーカッションの合う曲を探します。万人にあてはまらないかもしれませんが気分が高揚します。ドラムでうつ病が治った人もいます。
それからスポーツでも音楽でも身体が硬いと思われる人には、メンタルをほぐすような魔法のワードをかけてあげると良い結果を生むかもしれません。
それでは本日もお立ち寄りくださって有難うございました。応援スターも有難うございます。大変感謝いたします。