整体に行ってまいりました。
つい先月末には別のリラクゼーションに行っていたのですが、一つなくなるとまた別のものが現れるのがなんとも不思議です。
きっと人生そういうものなのですね。嫌な職場はとっとと辞めましょう!
新しい先生には、左の肩甲骨が上がっていて、いつでもバイオリンや二胡を弾く準備が出来ているねと冷やかされています。
ちなみに肩が上がって怒り肩の人は肩甲骨が両サイドとも上がっているそうです。
昨日もゴリゴリにこらしていましたが、こっているのはいつも左側だけです。
特に肩甲骨と肋骨を繋いでいる小胸筋(脇のすぐ下)が硬くなっています。ここが硬くなると肩こりだけでなく自律神経が失調したり呼吸しにくくなるみたいです。
私の不眠もそこから来ているみたいで、睡眠薬より筋肉の緊張を弱める薬の方がよく効きます。もっとも最近はとても調子が良くなりました。
整体の先生はバイオリンは歳をとると腕を上げにくくなるので、チェロに転向してみたらと言います。
そんなことを言っても78歳の久保陽子先生はまだまだ現役で近く文京楽器でコンサートをおやりになるとか。素晴らしいです。
再会したバイオリン教室の幼馴染は五十肩でバイオリンを引退しました。いまだに手が90度ぐらいしか上がらないそうです。私のようなブランクもなく続けたそうですが、実力派なのに残念です。
私の父も転向組ですが、理由はチェロはバイオリンよりも譜面が簡単だからと言っておりました。
チェロはバイオリンと二胡の間のような感じで、開放弦の音の順番は異なるのですが、バイオリンの勉強をみっちり積んでいると即応用出来て、弾き方は二胡と似ています。
成り行きによってはチェロ一つにまとめるかもしれません。
趣味が芸術になるには、出した音が琴線に触れることです。
腕前に自信がなくても楽器を弾いて感激して涙が出そうになるなら、立派な芸術と思います。
私は沖縄の三線に思わず涙ポロリでした。(弾けませんが)三線の家元制度は厳しいという噂ですが、素晴らしい文化を保っていると思います。
日本の芸術のすごいところは洗練されたものだけ残して無価値と思われるところは躊躇なく捨てるところです。
だから道の付くものを見ると余分なものが殆どなく、あるのは洗練ばかりです。
もう少しチェロと能楽の勉強が進めば侘び寂びな無伴奏チェロを弾いてみたいです。
整体サロンの顧客は音楽家が多く、先生自身も好きみたいです。
能楽も勧めてきました。
素晴らしい日本の伝統を守りたいです。
それでは本日も読んでいただいて有難うございました。