犬の認知症

今日で投稿四十七回目。五十回も秒読みです。

 

内容はどうしても薄くなってしまうのですが、前日の備忘録兼朝日記という軽い感じで綴っています。ときどき主述がねじれてしまうのはどうかご容赦くださいませ。

 

さて昨日の話ですが、ピアノを教えている間、階下でぎゃあ〜という夫さんの声が。

 

下に降りるとリビングのコーナーに異臭のプールができています。どうやら愛犬が粗相したみたいです。

 

愛犬はぽんちゃんと呼ばれ、以降の話はぽんちゃんで統一します。

 

ぽんちゃんは家のルールをよく守り、こういう失敗は初めてだったのでビックリしました。

 

ただ最近感情の抑制が働かなくなったというか、食事や散歩の前はうるさく吠え立てて困っています。

 

トイレまで我慢できないのは、これはもう認知機能障害症候群、いわゆる認知症に違いないと思って調べてみました。(PetMedというアメリカの獣医師が書いているサイトを参考にしました。)

 

方向感覚の喪失

    物体の周囲を回って動けなくなる

    見慣れた人やペットが分からなくなる

    壁をぼんやり見ている

   

行動の変化

    イライラする

    遊びたがらない

    過剰に舐める

 食欲がない

 

不安・落ち着かない・記憶力がない

    家のルールを無視するように見える

    新しいことを覚えるのが遅い

 

睡眠サイクルの変化

    夜間に覚醒する

    夜間に吠える

 

このうち家のルール無視と早朝に吠えるというのが当てはまります。

 

ぽんちゃんは大型犬で現在10歳10ヶ月。同じ犬種の先代犬は9歳ぐらいから症状が出ていました。

 

犬の認知症の原因は人間と同じく脳内にタウ蛋白が溜まることで知られています。

 

画期的な治療法は特になく進行を遅らせるしか方法がないようです。これも人間と同じですね。

 

方法としては

 

運動、遊び、精神的刺激(散歩の途中で他の動物の臭いを嗅がせる)

暖かい寝床にする

栄養に配慮

(抗酸化物質、ビタミンB、E、C、セレン、フラボノイド、ベータカロチン、カロテノイド、カルニチン、オメガ脂肪酸

不安が原因の場合は抗不安薬の投与も検討する

 

なんだかますます人間と同じです。

 

ぽんちゃんは9歳10ヶ月から降圧剤を服用しています。寿命を延ばせる反面こういうこともあるだろうと覚悟はしていました。(先代犬は服用させなかったため10歳6ヶ月で亡くなりました。)

 

日本は1960年代の終わりまで効果のある降圧剤が投与されず、街には夫さんのような「中風」患者さんが多くて寿命も短かったと聞きます。

 

今の年金制度はその頃をベースとしたもので、退職後30年以上も生きるということに対応できていない気がします。しかも無理に血圧を下げると脳血流の流れも悪くなります。私の世代(バブル世代)は介護世代でもあり、両親の介護、特に認知症に四苦八苦している人がとても多く

 

ぽんちゃんの問題は私たちの問題でもあります。

 

さまざまな方面から実験したいと思いますので、どうか応援をよろしくお願いいたします。

 

それでは重苦しい話題ですが、お付き合い頂いて有難うございました。今日も良い日でありますように!