老後のお金の話

昨日友人から老後(資金面)について真面目な相談があって驚きました。

 

普段はそんなことを気にしていそうもない能天気な彼女です。。。メディアで取り沙汰されている老後資金の額が跳ね上がったことで気にしている様子です。

 

経営者というのにお金についてはとかくアバウトな私。。。ただ今還暦。両親とも80代前半で亡くなったということがあって、今は投資より消費です。

 

投資歴は大学時代から。もう十分かと思います。これまで配当金を消費に使ったことがありません。全額再投資か貯蓄です。配当金に手をつけるのは完全リタイアになった時と決めています。

 

今働いて得たお金はほとんど使うようにしています。歳をとるとお金なんて要らなくなると思っていたのですが、自費の漢方薬なり鍼灸なり、気晴らしの旅行なり、趣味なり、交際費なりとなかなか必要になってくるものですね。晩年の外祖母が高額な漢方薬を買って周囲を驚かせていましたが、周囲に迷惑をかけたくなかったのでしょう。

 

投資については今の自分の条件下で全金融資産の1割と決めています。昨年の春日本株が上がりそうだったので0.5割ほど買い増ししましたが、リーマンの下げをしっかり経験しているので慎重になっています。

 

先のことがわからないのは世の常で、今年これだけの円安が進むのは想定外でした。銀行株は予想通り上がりましたが手放しで喜べないでいます。

 

積極的にドルを買っても良いのですが、脱米ドルの動きも顕著なので手を出せないでいます。

 

確実と思われるのはインフレ。仕事で行政とも関わることが多いのですが、まず間違いなくその方向に進むと思います。普通に考えて政府債務が軽くなるからです。

 

インフレ下で預金は目減りするし為替も判断が難しいし考えれば考えるほど動けません。

 

ただお金というのは自分に必要な分(目の前に困った人がいれば助けることも)あれば良いので、やっぱり基本のざっくり考えるという姿勢で良いのではないかと思います。

 

インフレの場合有利なのは健康でずっと働いていけること。先日の中国鍼灸ではないのですが他にはないような技術など持っていれば有利です。動悸が治った今勉強会の予定が私のカレンダーを埋めつつあります。

 

お金は常に外向けで考え続けること。仕事も消費も寄付も共通するのは外向けであり、常に流通させる方向で考えていきたいです。とあまりいや全然役立ちそうもないアドバイスをしてきました。

 

もし仕事がなければ私はインバウンドガイドをすると思います。海外生活の経験があって歴史が好きなので自分にぴったりです。仏教ガイドとかどこかの時点でやってみたいです。

 

外発信を意識することは演奏においても大事で、聴かせるように演奏すると上手くなります。

 

さて快気祝いの外発信第一弾としてピアノ伴奏に行ってきます。