欲がなければ憂いなし

久しぶりに株の話題ですが、中国のエバーグランデ問題で日本株が大きく調整しています。でもまだ買い増しには至らずというところですね。

 

ここはその昔流行した原野商法と似ていて、原野商法は無価値な土地ですが、こちらは建つ見込みがないビルを売りつける商法です。(なんて書いて良いのかどうかわかりませんが。。)

 

株も怪しい会社は避けたいものです。配当が低くても優良な会社が一番です。

 

株より我が家のカブトムシくんの話題ですが、まだまだ頑張っています。ライフスタイルも決まったようで、昼間はキッチンペーパーの布団に包まり、晩はパイプ椅子にぶらさがってハンターに出かけるようになりました。うちの大型犬も全く怖がらずで、まさにお盆の客人は恐るべしです。

 

さて夫婦二人で終活を始めて、保険などを見直していますが、同じような年頃の友人と情報交換をして気をつけたいのは個人事業主の小規模共済と思いました。

 

こちらは掛け金が全額所得控除に使えることと、減額が自由なことが売り物ですが、収入が減って掛け金を減額するとそこからまた新しい掛け月が始まり、途中で解約したくなっても、所定の要件を満たさず全額返戻されません。

 

なので月月の掛け金の額には慎重になるべきです。収入が多い人生のピーク時に加入する人は特に要注意です。還暦前の今思うのですが、ピーク時には家を買わない、保険に入らない!です。

 

しかも保険や年金は満期になって返戻される時、経費を差し引いたものが「一時所得」となります。この時まだ働いていると合算されるので、満期年の所得税地方税が上がります。

 

私としては基本自分で貯めていた方がマシと思っているので、自分の保険や年金は最小小限度です。

 

例外が医療保険で、夫さんの大病のときに一時所得とならずにホッとしました。

 

類似のことが来年からの NISAに言えるかもしれません。何か悪い予感。。

 

お釈迦さまは欲を手放すと悩みから自由になると説かれましたが、株もホールドしないと利益がないものの心は穏やかで、年金や共済なども同じかもしれません。

 

麗らかに過ごすカブトムシを見て思うところがあります。

 

欲がなければまた憂いもなしです。