川瀬巴水

今日は川瀬巴水の絵画展に行ってきました。

 

大正から昭和にかけて活躍した木版画家で叙情的な風景画がメインです。スティーブ・ジョブスは彼の画風を愛してコレクションしたそうです。

 

初期の画風は歌川広重東海道五十三次風でしたが、徐々にビビッドな色使いで写実的になり、戦後はポスター風、最後はレオナール藤田の乳白色を彷彿させるような鄙びた色合いでした。

 

一番エネルギーを感じたのは三菱財閥のお抱え絵師となり様々な画風にチャレンジしていたビビッドな写実派時代。私は晩年の作品が好みです。

 

来年のカレンダーを買ったので二枚貼り付けます。

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こんなお宿でゆっくり休んでみたいものです。

 

絵画展に行くのは本当に久しぶりです。それだけここ数年、夫さんや母、愛犬の看護で忙しかったのでしょう。

 

日本の原風景を見て癒されました。これからはこういう機会も多くしていこうと思います。