この連休は発表会をやるので準備でバタバタしています。いつもは人の演奏会やセミナーに脇役または受講生として参加していますが、いざ自分が主催者側になるとやることが多くて大変です。私の能楽の先生は舞台や座学のチラシを全て手作りされていて、私も暇があればお手伝いしたいと思っていたのですが、自分の会のものでさえ時間がありません。😢
音楽を人に教え始めてかれこれ7年。最初は近隣地域ばかりでしたが、今は大阪府に住んでいる人が大半になり、発表会も大阪でやることになりました。
ピアノの生徒さんは電子ピアノ育ちばかり。最近の電子ピアノはよくできていて下位のモデルでもしっかりと表現できることに驚かされます。大学生の時バンドでコルグのキーボードをよく使っていましたが、これでショパンのノクターンはやっぱり考えられませんでした。
大人、特にシニアからのピアノは電子ピアノで良いのではないかとさえ思います。ちなみに音楽会の会場も電子ピアノが置いてあるところにしました。アコースティックの場合、いつもこのピアノ大丈夫かなと思って予定より1時間ぐらい前に行って試し弾きするのですが、電子ピアノであればそういうことはなさそうです。
某カフェさんでは大幅に調律が狂っていて自分の気が狂いそうになったことがあります。私のジャズピアノの先生ですが、某ライブハウスで調律が狂ったピアノを差し出され、共振したように弾かれさすがプロだと思いました。電子ピアノだとそういう心配はないですね。
今回のピアノはローランド。ベースの先生のところにありましたが、特に弾きにくいということもなかったような気がします。
7年前といえば狂ったようにベースの勉強をやっていて、そこではレッスン後思い切りスタインウェイを弾かせてもらったので、レッスンは厳しかったのですが今から思い返すとわくわくするほど楽しい日々でした。
大人からの趣味は教えると言っても関係がフラットな同好会のようなもので、楽しんだ者勝ちのような気がします。
昨日は能楽の座学で、あとでアーカイブを鑑賞できるので助かります。これは1ヶ月に一回程度です。参加費用も安いし日本の古典をじっくり勉強できるので還暦過ぎて持続可能な良いものに巡り合ったと思います。キッカケとなった謡稽古は本業や教室が忙しくて全然続けられていません。それでもここに引っ張ってくれた母に感謝しています。
私の音楽教室もここを出発点にしていろんな方向に飛び立ってくれると一番嬉しいです。今年7年目の生徒さんは今やピアノ、二胡、ヴァイオリンと三種の楽器を演奏できます。それまで音楽は未経験だったのでものすごい進展ですよね。やり方としてはピアノ→二胡→ヴァイオリンが良いようです。
二胡は中国の名曲となれば私もまだまだ。たまにお師匠に見てもらうと直すところ満載だそうです。
我が人生、スポーツを特にやらなかったことは反省ですが、音楽活動と古典は息を長くして頑張ろうと思っています。
アフターは。。。