薔薇色の世界

本日は謡の日。とにかく厳しかったです。声を上がったままで伸ばす、上がって下がって今度は中ぐらいまで上がって下りるという作業がなかなかできません。(汗)

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前日にお師匠のボイスレコーデイングを何度も止めたり回したりして練習したのですが、自分でできていないと思うところは本番でもなかなか上手く行きません。

 

その間お師匠の厳しい言葉が弓矢のように落ちてきますが、数年前に一年近く師事したジャズベースのお師匠よりはずっとマシです。

 

こちらは度重なる怒声に「別に殺されるわけではない。」と自分に言い聞かせながらレッスンに励んでいました。(汗) それに比べると慎重に言葉を選びながら教える自分はなんて生徒に優しいのかと思いますよ。(笑)

 

昔の音楽塾では予習ができていないというとその場で追い返されたものです。(お月謝は返金されません。)

 

ジャズベースのレッスンは90分間徹底的に四度進行の和音を弾かすという内容でしたが、その後の音楽生活にどれだけ役にたっているか計り知れません。

 

その後チェロを習いに行ったのですが、指がサクッサクッと開いて自分でびっくりしました。今でも小指の押さえが甘いと怒声が飛んでくる気がします。ああトラウマ!(笑)

 

ところで二胡の初心者の生徒に分散和音を中心に練習させたところ上達が恐ろしく速かったです。

 

プーレ奏法の教室では徹底的に和声を指導すると書いてありましたが、和声とソルフレージュを体に叩き込んだら音楽は確実に変わります。

 

変わるということは進展であり成長。ブログも思い切って変わって良かったと思います。

 

今日の最後に謡のお師匠に「一文字一文字丁寧に歌ってください。積み重ねると薔薇色の世界がやってきます。」と言われました。

 

しっかりとした基礎があってからこそ薔薇色の世界が展開するように思います。一つ一つ頑張ります!