今年最後の仕事とフレージング

昨日は午前7時から現場に集合して、年末最後の大仕事でした。

 

昼食はアウェーになり、初めてのカフェで何度も珈琲休憩を取って、晩は全く眠れない頭にできあがり!

 

つくづく午後からのカフェイン摂取と寒さ(プラス寒暖の差)に弱いと思います。今晩からは再び寒波がやってくるようで注意ですね。

 

その時にそっと仕入れた情報ですが、コタツの足を高く改造して寝ると暖房代の節約になるそうです。

 

私のコタツは母が使っていたものですが、脚がエレガントな猫足になっています。夏場にそのまま置いていてもインテリアになりますが、さすがに脚を延長するのは難しそうです。

 

タツで仕事も考えたのですが、姿勢のことを考えてやめました。ローテーブルの場合、骨盤を立てられないのがネックです。

 

肩こりを治す基本は、頭と首を肩から離さないことだそうです。近眼の私はどうしても画面を顔に近づけてしまう癖があって、これがストレートネックや不眠の原因になっているように思います。

 

リモートが始まって小さなお子さんでも呼吸の浅いストレートネックの患者さんが多いようです。今年もコロナがまだまだ流行しているということで、こういったことに関する健康対策も急がれます。

 

今晩は今年最後の謡があります。

 

約4ヶ月で「廻し」と呼ばれる独特な高中低の音に慣れてきたのですが、「橋弁慶」はいよいよ劇作のようになってきて、主役のシテ役と脇役のトモ役の声を速度や雰囲気によって使い分けなければなりません。

 

主役は弁慶なのでゆっくりとした太い声でどっしり。脇役の家来のトモは速めですが歯切れ良く言うところがポイントです。

 

面白いのは意識せず変な関西訛りになってしまうことです。初心者なのにどこでこういう謡い方を覚えたのかと言えば、祖母がこのやり方だったと思うのですが、流派によって異なるのかもしれません。

 

私はフランス語の変な癖を英語に持ち込んで、高校の朗読の時に皆に笑われていましたが、社会人になって中国語を叩き込むと、標準の英語が話せるようになったことが不思議です。

 

普段の私の歌い方は曲線的だと言われます。歌い始めが軽やかで収束から次のはじまりまで緩やかに繋ぐやり方です。

 

謡も慣れてくるとそんな感じになるので不思議です。ちなみにお師匠は出だしが鋭く直線的につなぐ方です。長年お世話になった二胡のお師匠はふんわり、なめらかだったように思います。

 

コピーするとは言え、個性もあるのかなと思えば楽しくなりました。