カレーとコーヒーとジャズ

今朝は7時まで寝ましたが、毎週犬のぽんちゃんが「いかに誰かある」、夫さんが「御前にて候」という感じで笑えます。ぽんちゃんは自分のことを殿様と思っているようです。

 

毎週土曜日はレッスン後にカレー屋さんに行くのが楽しみです。

 

今夏まで焙煎専門の珈琲店で焙煎ほやほやの珈琲を飲むのが楽しみでしたが、コロナの影響で突然の閉店。近隣のカフェをいくつか廻った後ようやく見つけたのが今のカレー屋さんです。

 

カレーと珈琲は一見関連がないように思えますが、珈琲好きはカレー好きであることが多く、音楽はジャズです。

 

私の母がまさにこのタイプで、小さい頃からジャズをずっと聞かされてきたせいか、2拍と4拍にアクセントを入れることがごくごく自然で、後々ジャズをやる上でとても助かりました。

 

日本人は1拍、3拍にこだわる人が多く、友人は留学後に厳しい矯正で苦労したそうです。合唱部に属していた人にこの傾向が強いように思われ、放課後のあの特有なアクセントを思い出すと懐かしくなります。

 

私の父はクラシック派で、リズムはスイングでなくストレート。飲み物も珈琲ではなくクセのないアッサムのような紅茶が好きでした。

 

私は紅茶も好きですが、アールグレイやチャイなど香りのついたクセの強いものが好みです。母の影響が強かったのかもしれません。

 

この師走からカレー屋さんの好意で、閉店した焙煎士さんの珈琲豆が買えるようになりました。幸せいっぱいです。

 

焙煎珈琲のすごいところは炒り方まで指定できることです。浅煎り酸味さっぱり上品と書かれてあったのを見て、よくぞ好みを覚えてくれていたものだと胸に込み上がるものがありました。私の即興も同じようなテイストをしていると、生徒さんが話していました。

 

お客さんの好みの珈琲をブレンドできるという能力もまたすごいです。なにごとも奥が深くマイスターの技術です。

 

カレーのスパイスとジャズは似ています。今通っているカレー屋さんもその日その日の気分で即興の味を作っている気がします。冬は冬で足底からジーンと暖まるのが彼流です。コロナで料理上手さん焙煎上手さんと出会い、私も自分でご飯を作ることが楽しみになり、ぽんちゃんのご飯は手作りをはじめて一年を経過しました。

 

それまで朝のコーヒーはファミリーマートでしたが、毎朝焙煎珈琲を飲めるのは幸せなことです。

 

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それではご訪問をありがとうございました。素敵な日曜日でありますように。