昨日は友人Kちゃんのレッスン日でしたが、まず彼女の左指が膨れ上がっているので驚きました。
腫れているだけでなく第一関節で曲がっているようです。うちの夫さんの退院後の数ヶ月を思い出しました。
病院で「ばね指」と診断され、何度も治療を受けたようですが、結局この形になるのといいます。一本ずつ指を回してもらいましたが、指が固まったようで、左右どちらにも回転しません。
なかでも薬指が一番酷いようで、最近寒くなったせいか痛みが酷くなり、先週手のひらに痛み止めを注射したそうです。薬指を壊すと足腰に来ると聞いたことがありますが、腰と膝も痛いと言っていました。
本人曰く、今の仕事(フラワーアレンジ)が肉体的に結構辛いと言っていましたが、私はピンと来ました。
本当の原因はバイオリンによる手の酷使でしょう。
何年か前に90代の伯母に会った時、「五十代になったらバイオリンは卒業して他のことをなさい。でないと手が動かなくなるわよ。」と言われたことを思い出しました。
その時は軽く構えていたのですが、去年私の二胡の生徒さんも肩を壊し回復に一年ぐらいかかったところです。
私は本業があるので、あまり練習出来ないところが却って良かったのかもしれません。
母の親戚の話ですが、歳をとるとスポーツができなくなるからと手を使う趣味ばかり持っていたのですが、後期高齢者になった時に手が動かなくなって何もできなくなり、そのまま生きる気力も失った人がいます。
なんでもバランスですね。。。とりあえず頭で理論を学ぼうとしているKちゃんの姿勢は素晴らしいです。
ばね指は糖尿病、関節リューマチや甲状腺など免疫の病気も隠れているそうです。私にそういう家族性の病気はありませんが、使い過ぎには気をつけたいと思います。
Kちゃんの病気を調べているうちに、なぜかシューフィットの本を買ってしまいました。新しく買った靴ですが、かかとが靴擦れしてしまい、解決案を考えていたところ出会ってしまいました。
今度の靴は周径が2Eですが、それでも靴の中で足がパカパカ暴れます。夫さんによれば足の幅は顔幅に比例していて、私のような幅狭顔は相当細い靴でないと合わないそうです。
幅狭顔はコンプレックスで、歯科に行くと衛生士さんに「わ〜小さ〜」と言われるのが憂鬱です。
シューフィットの本に戻って、今のレディースの靴は和式の生活をしていた戦前戦中の女性の足に合わせているそうです。
本によれば和式の生活は負荷の高いスクワットをしているようなもので自然甲高幅広になるそうです。先述の伯母は90代半ばで一人暮らしをしていて、トイレも未だに和式を使っているらしくなるほどと思いました。
ところで足の細い人が幅広い靴を履き続けると開張足と言って、立位の時に土踏まずのない、つまりアーチが崩れた足になるそうです。
チェック方法は
体重がかかった立位の時と座位の時の
親指の付け根から小指の付け根を通った周囲を計測します。
この差が1.2センチ以上あると開帳足になります。
私は1センチありました。危ないですね。
靴を買う時は親指の付け根ー小指の付け根の幅がぴったりのものにすると自分の足の合っているそうです。
それで先日の靴を試すとやはり余っています。靴屋に椅子が置いてあるのは、少し窮屈気味の靴を靴べらを使って履くからだそうです。スニーカーも本当は座って甲に合わせて紐を結んだ方が良いそうです。
買ってしまったけど合わない靴はインソールで調整すると良いみたいで、100均でいろんなものがあるのでトライしてみたいです。
合わない靴はしばらく履くと異様に疲れる感じがしますが、我慢して履き続けると骨盤がずれることもあり、最初に十分に検見してから買いたいですね。私は通販で失敗しました。
ポイントは親指の付け根=小指の付け根。甲の余裕が一センチ程度だそうです。
それではご訪問をありがとうございました。良い週末でありますように。これからまた教える方のレッスンで頑張ります!