整体とマッサージの違い

今日はエンジンオイルを交換している間リモートで頑張ります。

 

 

さて昨日は久しぶりの整体で身体がすっきりしました。

 

十月から通い始めたお店ですが、今ではすっかり顔馴染みになりました。

 

前のマッサージサロンで指名していた方も良かったのですが、今度の先生は筋肉に関する知識が豊富なので心強いです。

 

ちなみに整体とマッサージの違いですが

 

まず整体は

 

筋膜という体の筋肉やその他の器官を包むサランラップのような組織に、低負荷の圧力を持続的に加えることで、痛みや機能障害を軽減しようとする手技です。

 

整体は「筋膜療法」という名前で良いのかもしれません。ちなみにアメリカではMyofascial Therapyと呼ばれています。接頭語のミオは筋肉組織、ファシアは全体の筋肉をつなげ支える働きをする結合組織という意味です。

 

マッサージは軟部組織に働きかけ、硬くなった筋肉をほぐし、肩こりなどの痛みを和らげます。

 

一方筋膜療法は、全身に届くファシアという結合組織に働きかけ、ストレッチに重点を置いて筋肉の動きをブロックする原因となっている硬さを和らげます。

 

マッサージのようにもんだり、なでたりするのではなく、筋膜療法では筋肉を押し込むというやり方が中心になります。

 

 

マッサージサロンの前は鍼灸に二年ぐらい通っていましたが、私のような「産業アスリート」というものはどうしようもなく、施術が終わって帰宅して就寝前にはコリが完全に復活していました。

 

深部のインナーマッスルが硬くなって動かないので、周辺の筋肉が頑張って動いて硬くなるという悪循環に陥ってしまいます。

 

鍼灸もマッサージも肝心の本丸の筋肉には届かないという自覚がありました。

 

これまで整体もあちこちの治療院に行きましたが、今の先生は施術の後数日は身体が楽なので正しい選択だったと言えるでしょう。

 

施術は筋肉を押し込むため結構痛いのですが、術後の爽快感は謡のお稽古の後に似ています。

 

私のコリは左右差があり特に左が酷いです。キーボードも左手でよく打っています。

 

楽器の練習というものは非常に厄介で、肩甲骨を酷使して周辺が硬くなり、硬くなると出る音が悪くなります。

 

整体に行って一番喜ぶのはうちの楽器たちかもしれません。整体帰りは嬉々としているようです。

 

 

整体の注意点は、骨粗鬆症、関節リュウマチ、血液凝固防止剤服用の方には向いていないかもしれません。(これは医学者の夫さんからのお話です。)

 

猫背をイメージした絵画です。猫背についてまた書きたいです。
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