昨日は文化の日。
池坊専宗さんの文を記しておきます。
花も生きていて、そこには光、水、風があり、茂り、咲き、枯れる。
そのことを感じて、命をただ生けています。
写真も同じで、『美人にみせたい』『物体をよりよく見せたい』のではなく
自分がいいなと純粋に思えたものを撮影したい。
自分の理想に他者を合わせるのではなく、光や花の調子に自分を合わせながら生けたり、シャッターを切ったりしています。
求めるより受け入れる、そんな気持ちでいつもいられたらと思っています。
私もそんな感じでブログを綴っていきたいです。
世の中いろいろ慌ただしいのですが、道端の小さな花を見て立ち止まる感性は保ちたいです。
文化の日は母の形見の腕時計を修理に行きました。時計はちょうど12時で止まっていました。
その後近くにあるモロッコ料理店に行って来ました。
私はモロッコ人の家にホームステイ経験があり、モロッコは馴染み深いし大好きな国の一つです。
店主はベルベル人だそうです。これも懐かしい響きで、モロッコの先住民です。現地でもなかなか遭遇する機会がなかったのですが、京都でお会いできるなんてとても感激です。ご出身はアトラス山脈の南だとか。
モロッコは一時期ブームだったそうで、そういえばバブーシュやアルガンオイルが流行っていましたね。私が訪ねたのはバブル期です。日本の電化製品が人気でたくさんお土産に持っていきました。思い出すと懐かしいです。
日本語や英語のメニューの最後に懐かしのアラビア語のメニューがありました。ちょっとだけ齧ったことがあります。ちなみにホームステイ先のモロッコ人とは下手なフランス語で会話していました。
私はクスクスコースにしました。まずは香辛料でいっぱいのハリラスープとサラダ。夫さんによればカレーに似ていてとても美味しかったそうです。
メインのクスクス。野菜たっぷりにマトンと干し葡萄の煮込みが異国情緒を掻き立てました。
最後はモロッコティーで締めました。右は生のデーツだそうです。お味は豆大福みたいな感じでした。
感想はやっぱり香辛料のお料理は美味しいです。タジンが欲しいです。
こんな感じのファッションが好きです。モロッコの女性が似合いそう。。。
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